感情とはどういうものでしょうか?
私達は、悲しい気持ち・怖いという気持ち・腹が立つ(怒り)気持ち。
こんな気持ち(感情)を出したところで、そこで起きてしまった出来事、それ自体は変わらないし、我慢していれば、いつか忘れる時がくるし、大人なんだからと、気持ちを抑え込んだりします。
感情を抑え込むと、どうなるでしょう?
そんな風に過ごしていても、なぜか動きづらくなったり、気持ちが落ち込んできたり、体調が整わなくなったりすることが多いです。
なぜかというと、我慢してるから。
相手にムカッとした時、「そうだ、5秒待つんだ。1…、2…、3…」
この間、自分の中で、何が起こっているんでしょうか?
怒っちゃいけない、腹を立ててはいけない、それは悪いことだ。
そして、我慢…。
感情には、ネガティブなもの、ポジティブなものもありますが、全て人がもともと持っているとても大切なものです。
でも、これがなかなか厄介なものでもあるんです。
というのは、感情は心の中に貯まっていくからです。
時が経てば忘れてしまう、よく耳にしますね。でも、そうではないんです。
心の深いところに貯まっていくのです。
銀行口座にお金が貯まるのは嬉しいですね。でも、ネガティブな感情は貯まるというより、溜まるというイメージかもしれませんね。溜めない方が生きやすいです。
ネガティブな感情を溜め込むと、たまり過ぎたコップの水がこぼれるように、外に溢れ出てしまいます。そうすると、体調を崩したり、神経症や、うつ病のような症状に出ることもあるのです。
ポジティブなものであれば、元気になります。いっぱい貯めていけるといいですね。
インナーチェンジングセラピーには、溜まり過ぎたネガティブな感情を相手にぶつけるのではなく、効果的に消化していく方法があります。